市民映像の普及促進のために公開していますが、作品には著作権をはじめ様々な権利を有します。
個人で視聴する以外の目的でコピー、ダウンロード、アップロード、編集、上映するなど使用することは違法となります。
使用する場合は、必ず事前に事務局の承認を受けてください。
作品を視聴するには、「作品サムネイル」をクリックしてください。YouTubeで視聴できます。
エントリー番号 作品サムネイル 作品名・時間・作者名・年齢・居住地 解     説
24021

安らぎの地を護りたい
15分00秒
加藤 道明 65歳 広島県
先祖が眠る共同墓地の管理協会役員が廻ってきた。今までほとんど関心がなかった墓地の課題と向き合った2年間の記録である。まず気になったの は、放棄地があること。雑草が生い茂る”無縁墓地”状態だ。しょうがなく周りの墓地の人たちが清掃を行っている。以前総出で完成させた墓参りの道 路も劣化が起き、補修を考える次期を迎えている。役員会が初めに行ったのは土地台帳の作成。1年後発行したのが情報紙"稲月山便り"だ。
24020

海に望みを託そう
10分00秒
せいりょう 79歳 神奈川県
SFアニメ。日本のエネルギーは、ほとんどを海外に頼っている。2030年国際情勢は益々激化。そこで政府は備蓄していたエネルギーが底をつ き、国内で調達しようと。そのアイディアは日本版ノアの方舟。太陽光発電で作った電気を利用して、海水から直接(電気分解によって)水素を取りだ すことによって、日本のエネルギー危機を救った、サイエンスフィクションだ。
博士のユニークなアイディアが日本を救う。
24019

〜見たか 市民の力〜
新百合ヶ丘 市民がつくる芸術の街

16分48秒
藤井 ひな子・柞木田 彩奈・佐藤 冬実  
専修大学文学部ジャーナリズム学科
放送学プロジェクト 20歳 神奈川県
“芸術のまち”新百合ヶ丘で、市民の力だけで運営する「しんゆり映画祭」と「劇団わが町」を取材。「映画祭」は、映画の選定から当日の運営ま で、全てが市民主導で進められている。「劇団わが町」は、年齢を超えた繋がりを感じられる劇団。どちらの活動も新百合ヶ丘の芸術を盛り上げ、そこ には市民の力が必要不可欠である。なぜ彼らは芸術活動を積極的に進めているのか探る。
24018

私のパンの焼ける音
7分04秒 
蔵岡 登志美 40歳 東京都
障害者の交流を描いたドラマ。舞台は街のパン屋。車椅子の男は自分が障害者となった現実を受け入れられず、失意の中で生きている。彼がパン屋 で出会った少女は生まれつきのろう者だったが、気付かなかった。お店の人に教えて貰い、次に会ったとき、慣れない手話で話しかける。彼女にとって は世間との壁を越えるきっかけとなった。二人は・・・
24017

通学路だね。
7分04秒
繁田 健治 62歳 神奈川県
青春ドラマ。数十年ぶりに開催された高校時代の同窓会。出席したがなぜか居心地が悪い。すぐ気付いた。同窓会とはあの頃から変わっていない女 性たちが姿を見せに来るイベントなのだと。それも僕には関係ない。僕は何を求めてきたのだろう。美しく若い同級生の女性との再会。そして二人出歩 く通学路。二人だけの2次会。話が二人だけの修学旅行をしようと発展するのだが。
24016

米山新田
11分43秒
安田 昇 94歳 三重県
こどもたちの郷土学習のための教材。伊勢市円座町は江戸時代水利に恵まれないため、水田を作ることができず苦労が続いた。元禄、大庄屋米山宗 隆が私財を投じ、村人たちと難工事の末、水路を築き、開かれたのが米山新田。130年後、用水路は土手がくずれ、使えなくなってしまい、米山宗持 は前の美しい水田にしたいと考え全財産を投げ出す。借財を返し終えたのが明治。苦難の物語をわかりやすくイラストで表現。
24015

ぬいぐるみと生きる
20分00秒 
森萌 乃香 24歳 東京大学大学院情報学環教育部 東京都
ぬいぐるみを大切にする大人たちが増えている。取材をしてみるとぬいぐるみと様々な関係を築いていることだ。「ぬい撮り」は SNS で 270万件を超える投稿があり一種の社会現象となっている。また都内のぬいぐるみ専門病院では一か月に約100体のぬいぐるみが入院し、日々丁寧な治療が施される。取材を 通し見えてきたのは、ぬいぐるみとの関わり方が持ち主の世界との向き合い方と結びついているということだった。
24014

人生車站
8分03秒 
羅 亞藍 (ロウ アオイ) 34歳 中国 
家族日記。大切な(母方の)祖母が亡くなった。「18歳の私」が今になってもうまく自分の気持ちを整理できないまま、再び人生の二回目の『お 別れ』に立ち向かった。こんな作者である私の目に映ったのは、初めて大切な母を無くした私の母だった。レンズ越しに肉親を失った母の一挙一動を見 守っているうちに、色々な昔事が波のように私に寄せてきた。母の悲しみと絶望でふっと気づいた「私とお母さんに残る時間、あとどのぐらいあるんだ ろうか」
24013

Hへの挑戦
11分42秒
田中 進 80歳 埼玉県
17年間カタツムリを飼ってきた作者が”カタツムリの冬眠”を考える。カタツムリは変温動物で自分で体温を調節することが出来ない。そのため 寒くなったり,暑くなったりすると冬眠や夏眠を行うのだ。半年間何も食べないのは凄い。人間社会では人工冬眠の研究が進められている。科学論文雑 誌”ネーチャー”誌には冬眠しないマウスが特定の神経細胞を刺激すると冬眠の現象が起きることを発見と掲載。作者は未来を予測する。
24012

ふる里の想いをのせて110余年
「ありがとう留萌本線」

19分26秒
有沢 準一 86歳 北海道

JR留萌本線のうち石狩沼田〜留萌間はこの3月末で廃線となった。留萌駅は水揚げしたニシンや海産物、内陸の石炭や木材を運ぶためにつくられ た地域の拠点であった。開業から110余年、ふる里の想いをのせて走り続けた鉄路は歴史に幕を下ろす。廃線から始まる魅力ある町作りに励む市民の 想いを追う。
24011

90歳です。YOUTUBER
16分53秒
岡野 重和 90歳 石川県
作者は90歳を機に、YOUTUBERとして投稿動画を愉しんでいる。過去に制作した作品が主だ。チャンネル名は「岡重白山」「岡重国内」 「岡重海外」「岡重交友」の4つ。各チャンネルから1,2作品をオムニバスで紹介している。例えば「淡路島ひとり旅」は淡路島を一人で観光するバ スツアーだが、橋の上を歩くときも、阪神淡路震災の断層見学も、500人乗りのフェリーでも観光客は作者一人しかいない不思議な旅である。
24010

貧困とフードロスに挑む
18分30秒
土門 拓海・福岡 颯・福本 里桜 専修大学文学部ジャーナリズム学科放送学プロジェクト 21歳 神奈川県
社会問題。日本の子どもの7人に1人が貧困とされている。そんな現状を変えようと、母国ガーナから遠く離れた異国の地で、貧困問題解決に走る トニー・ジャスティス氏に密着した。すると、まだ美味しく食べられるのにも関わらず、廃棄を迫られる食品が。調べていくと、フードロスの背景に は、法律という大きな壁が存在していることがわかった。
24009

技能実習生の現実
15分17秒
リトウ 増田 美海 専修大学文学部ジャーナリズム学科放送プロジェクト 東京都
社会問題。技能実習生は32万人。母国で示された仕事ではなく、設備不良によりケガを負うも手当なしで、職場を離れざるを得なかったミャン マーの元技能実習生に話を聞く。また、中国出身の特別技能実習生は、技能実習生の頃と変わらないと語る。技能実習制度そのものの問題や過去に扱っ た酷い事件、今後どのように解決していけばよいのか、入管問題を扱う指宿弁護士、在日ビルマ労働組合会長ミンスイさんを取材していく。
24008

D-Na
9分15秒
ARTLiVE 神奈川県立相模原弥栄高等学校 神奈川県
メディアート映像。キーワードは戦争と平和を考える。学校に居場所がない高校生ハルは日夜ゲームに明け暮れている。 偶然、火球が近くに落ちて気を失う。無意識の中、脳の深層からディーナが現れ、40億年の生命の誕生の歴史を語り出す。人類が出現し、現代社会へ 突入し、戦争が始まる。未来を考えるには過去から学ぶしかないというメッセージをハルはどう受け止めるのか?
24007

熱血チャリンコ先生・岡忠ヒストリー
19分59秒
堀 浩 63歳 栃木県
中学の技術家庭科の岡田忠治先生は、人生に於ける一番重要な恩師だと感じている作者が”岡忠”の半生と魅力を紹介する内容だ。 韓国で裕福なりんご園を経営していた父親が戦死し、敗戦を迎え、逆境の中で、教育のありがたさを知る。教育実習で感動し、教員の道を選んだ。 36年間の教師歴の中で不良悪ガキの更生に発揮されたことだ。卒業生たちから4台の自転車を寄贈されている。今でも自転車に乗って・・・
24006

ありがとう!日本で最後の機関車バス
13分43秒
村井 正己 58歳 東京都
あきる野市の名物バスが役目を終えた。国内唯一の機関車バス「青春号」が、車両の老朽化を理由に3月31日で引退した。青春号は、 乗客用車両をけん引車が引っ張るトレーラーバスで、JR武蔵五日市駅(あきる野市)とつるつる温泉(日の出町)を約20分で結んだ。 温泉開業の1996年に導入され、機関車風の外観から「機関車バス」の愛称で親しまれてきた。その最後の雄姿を撮影している。
24005

ヨルイチ2023の風景
19分09秒
村井 正己 58歳 東京都
※Web公開不可なので紹介のみです。
2023年8月26日あきる野市五日市で開催された”第19回ヨルイチ”の記録。かつては檜原で採れる木材を江戸へと運ぶことで栄えた五日市 街道の宿場であった五日市だが、 改めて、「市」を再現することで地域の活性化を図ろうとスタートしたのがヨルイチだ。夕刻4時から9時までの間におよそ3万人もの人々がお店や展示、 花火などに詰めかける夏の風物詩となっている。
24004

良寛さま 今を生きる
19分40秒
金子 喜代子 84歳 東京都
良寛は新潟の江戸時代後期の僧侶で、歌人、書家である。新潟生まれの作者は、ふるさとで身近にいつも良寛がいたという。良寛は大好きで尊敬す る人物。 この作品は良寛が歩いてきた人生を改めて探ろうとする旅だ。小学校の遠足では山奥の五合庵まで足を運んだものだ。良寛が生まれたのは出雲崎の名家。 13歳で漢学を学び、博識を高めたという。18歳で出家、隣村の光照寺で4年間座禅の修行を行った。良寛の73年の人生を追う旅は続く。
24003

元日本軍特攻隊員4人の遺言
19分00秒
鈴木 賢士 91歳 東京都
太平洋戦争末期、敗戦が濃くなる中で、日本軍は特攻作戦を強行して、6000名近い若者が、命を落とした。人間を兵器に変えたこの非人道的な 作戦から、 九死に一生を得た4人の特攻隊員の証言である。ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに日本が”新しい戦前”といわれるほど戦争の地ならしを始めた今日、 戦争の過ちを繰り返すな、歴史から学べという特攻隊員の発言が伝わってくる。
24002

歌川広重 田毎の月の謎
11分44秒
山岸 哲 84歳 長野県
姥捨駅は冠着山の中腹に位置し、全国でも数少ないスイッチバック方式を擁する。ここから見下ろす棚田の風景は、美しい。江戸時代の歌川広重の 浮世絵「田毎の月」はこの夜景を描いたもの、すべての棚田に月が映っている様子が描かれている。実験を通して1ヶ所では1つの月しか映らないこと を実証し、 何故広重がこの絵を描いたのか考察する。ピカソのキュービズムに繋がる先駆的な表現と語る。
24001

ドキュメント石垣島 
2023年3月陸自ミサイル基地開設の瞬間

20分00秒
湯本 雅典 68歳 神奈川県
2023年3月観光客で賑わう石垣島島では陸上自衛隊が駐屯地を開設するための作業が一気に行われている。ミサイル発射台を含めた軍用車両の 搬入、 駐屯地の開設、住民説明会が急ピッチで行われている。政府は中国が台湾を武力で統一しようとする意図をもっており、対応しようとするものとした。 ゲートでは自動小銃を携行し、街には迷彩服の自衛官の光景が出現し始めた。一方島民は戦争に対して馴染まないと反対するが。

Copylight(C) 2010-2014 Tokyo Video Festival for the people All rights reserved.