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エントリー番号 作品サムネイル 作品名・時間・作者名・年齢・居住地 解     説
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「わたらせ100年目の邂逅」 正造翁と哲さん 
20分00秒
石川 勝 70歳 栃木県
2月(2024)足利で中村哲さんの活動を追った「荒野に希望の灯をともす」映画会が開かれ、スタッフや監督の同級生の呼びかけもあり、2回 共満員盛況だった。翌日谷津賢二監督は田中正造墓前に立った。案内は正造顕彰を続ける坂原辰男。故中村 哲さんが生前 「谷津くんの故郷渡良瀬川で足尾鉱毒反対の闘士田中正造翁に会いたい」と監督に語っていたと言う。
25094

馬と人生と 
7分45秒
埼玉県立松山高等学校映像制作部 18歳 埼玉県
我が高校の小久保守校長はどんな先生なのだろうか。人柄について教員の先生達は語る。“プリンス”の校長には意外な特技があった。それは馬術 だ。何と2004年の国体で団体優勝したことがあるのだ。先生は語る。乗馬を始めたきっかけは父親が乗馬クラブをいたからだ。高校時代、全国で入 賞し、社会人になってからも全国T位を目指して練習してきたという。その技を取材できた。
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人は何故食べるのか? 
3分00秒
せいりょう 80歳 神奈川県
ビデオエッセイ。口から入った食べものが、身体のどこに行くか想像したことはあるだろうか? そのことを徹底的に調べたアメリカの科学者、ル ドルフ・シェーンハイマーの実験結果は意外なものだった。そこには「生命とは何か」という問いを考える上で、それまでの考えがひっくり返るような 大事なヒントが隠されていた。人が食べものを食べる理由から、何故「死」に至るのかを明らかにした。
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子どものための時間 
14分20秒
国本 隆史 43歳 ドイツ
ドイツで出会った 子育てプロジェクトを紹介しながら、私たちが子どもと過ごす時間の意味について考える。 遠隔地に住む我が孫に会えない祖父母が、同じ地域に住む子育てに疲弊した夫婦から子どもを週末預かり、子育ての喜びを体感する内容だ。作者の両親は日本に住んでいたため、 その感謝の思いと共に、この映像を作った。
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続「敬老爺の山登り」〜故武井幸一 
15分45秒
大谷 一夫 89歳 群馬県
75歳の作者が敬老会初参加。ここは自分の居場所じゃないとロッククライミングに挑戦することにした。旧知の武井氏に相談。彼曰く「自分の力 を知る事、10の能力を持って8の相手をすれば事故や命を落とすことはない」。岩登り訓練に励む。有名な南陵テラスに到達、見るもの全てが壮観、 紅葉の岩壁に息を呑んだ。14年後2024年武井氏がガンの為亡くなり、追悼会でこの映像を上映。
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ビデオの絆 プラスAA 
13分40秒
鈴木 賢士 92歳 東京都
作者が制作した特攻隊証言のビデオの記事が新聞で紹介された。この記事を読まれた珠洲市の往環寺の住職がこのDVDを希望され、交流が始まっ た。2024年正月元旦に能登半島を襲った大地震で住職は安否不明。津波にも襲われ、絶望と思われたが、東京都町田市の往環寺からご無事と聞き、 胸をなで下ろす。更に11月知人が現地で避難生活の住職を訪ね、ビデオレターを通して絆が深まって行く。
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佐渡金山と朝鮮人労働者 
20分00秒
小杉 日和 22歳 敬和学園大学 新潟県
2024年、世界遺産に登録された佐渡金山。その輝かしい歴史の裏には、戦時中に朝鮮人労働者が過酷な環境で働かされていた過去が隠されてい る。佐渡を訪れ、朝鮮半島からの労働者たちがどのように動員され、どんな日々を送っていたのかを追った。語られるのは、労働者たちの苦悩と抵抗の 記録、そして今なお続く歴史認識をめぐる対立。佐渡金山の光と影、その真実に迫る。
25088

ビオトープ 守り続けて20年 
15分22秒
住田 勝 81歳 埼玉県
ビオトープとは自然の中に広がる「生きものの暮らす場所」の意味だ。作者が住む坂戸市の清流・高麗川の辺りに2003年「浅羽ビオトープ」が 造成された。東京ドームと同じ広さだ。その年に「高麗川ふるさとの会」が発足し、ビオトープの自然と環境を守り続けて20年が経った。その活動を 取材。会員の高齢化が進み、いかにして若い世代に引き継ぐかが関係者に問われている。
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都電荒川線よもやま話 
13分10秒
内田 一夫 88歳 埼玉県
東京下町で生まれた作者は幼い頃、王子電車の「花電車」を見た記憶があるという。現在の都電荒川線である。かって東京23区には都電路線が 40路線もあったが、ほとんどが廃線となり、唯一残ったのが、荒川線だ。全長12.2キロメートルの路線に30の停留場がある。元運転手も交え、 下町風情が残る路線の今昔を旅する内容だ。
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ピッピウォーズ 
14分30秒
同朋高校放送部 愛知県
SF学園ドラマ。2054年、世の中の学校は全てがスマホによる課金制になっていた。毎日使う机や、椅子、授業中の質問も課金しなければなら ない仕組みだ。貧乏な家の少女は机を買うお金もなくなり、教室の一番後ろで底辺の生活を送っていた。少女に好意を持つ金持ちの少年が学校のシステ ムに疑問を覚え、タイムトリップし、二人でシステムの廃止に追い込んでいく物語だ。
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中野小屋之塔の軌跡 
12分17秒
宮路 晴夏 22歳 敬和学園大学 新潟県
太平洋戦争の沖縄戦線。3ヶ月の間に20万人以上が亡くなり、新潟関係者は1265名の戦没者がいた。沖縄県営平和記念公園内に46都道府県 の塔がある。新潟県からもその新潟の塔の敷地内にひっそりと佇む中野小屋という文字の塔。その建設に携わった方の息子さんを取材、その塔の建設の 経緯を探り、遺族の悲しみを知る。
25084

YAEYAMA JOTO RAP 
2分50秒
関西大学 岡田朋之ゼミ 22歳 大阪府
沖縄の八重山諸島に多くの若い人たちにより親しんでもらえるよう、魅力溢れる文化や風景をヒップホップのMV。完全オリジナルの曲に乗せて3 人が想いを乗せたラップが始まる。挿入映像も八重山の港、シーサー、ソテツの実、リスザル、ハイビスカス,珊瑚礁、オリオンビールのTシャツ姿、 八重山そば,グラスボート、八重山郷里牛、ウミガメ,泡盛・・・
25083

石垣島の自然を守る人〜マリンツアーガイド密着と、そこで見えた次世代 への願い〜 
14分15秒
立命館大学 岡田朋之ゼミ 22歳 京都府
2023年秋、大学で地域創生を学ぶゼミ生たちは沖縄県八重山諸島を訪れた。観光の目玉としても馴染み深いマリンアクティビティの関係者に興 味を持ち、今回はツアー会社を個人で営む「にじいろのさかな石垣島」の代表加藤勇人さんに密着取材。実際のツアー体験や後日のインタビューを通じ て、自然を共にするツアー業者の彼らはどのような想いを胸に活動しているのか探る。
25082

八重山音楽さんぽ 
14分10秒
立命館大学 岡田朋之ゼミ 23歳 京都府
八重山諸島の音楽にあふれた暮らしを探る。その実態と島国での音楽の受容のされ方を知るため、現地の人々に話を伺う。楽器店の店主は「人口比 ではプレイヤーが多いのが特徴。ライブハウスだけでなく、道を歩いていたらあちらこちらから三線の音色が聞こえてくる。子ども達は仲間とウクレレ を海で弾いている」ウクレレ教室のある喫茶店、深夜ライブで盛り上がるバーなど取材が続く。
25081

春愁 
10分42秒
柳沢 怜皇 20歳 東京造形大学 長野県
14年前、祖父は心臓の病により、心臓の弁を取り換えた。その弁の寿命は約15年。弁の寿命が近づく昨年6月、祖母が亡くなった。さらに、9 月には愛犬が旅立った。趣味の腹話術、手品も再開した祖父を追いながら、死期がゆっくり近づく今、祖父は何を考えて何をしてどう生きたいのか。孫 として、1人の人間として、祖父とカメラを共に対話する。
25080

日本一ユニークな街 〜横川ゾンビナイト〜 
9分51秒
清水 陽葵・丸山 さくら 21歳 県立広島大学 広島県
広島市西区にある横川商店街はユニークなイベントで知られるようになった。2015年から始まったハロウィン時期10月末開催のユニークなイ ベント“横川ゾンビナイト”。横川駅前に設置したゾンビ製作所ではゾンビ    マスクなどで誰でもゾンビ化が可能。ゾンビ同士の交流も楽しめるイベント当日の様子と、開催委員代表、公民館長にもインタビューを実施した。
25079

されど空の青さを知る 
19分10秒
山田 キ和 21歳 県立広島大学 広島県
若者の人口流出に悩む地方都市。広島も例外ではない。広島に拠点を置く芸人「ブーゲンビリア」を取材し、彼らが広島で活動を続ける理由や広島 に対する思いを描くドキュメンタリー。転出超過という地域課題を抱える広島の現状を背景に、都市部への上京を選ばず広島で活動する意義を問う。 「地元で生きる」選択肢の魅力や可能性を提示している。
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繋がりの糸 
4分53秒
埼玉県立川越高等学校放送部 埼玉県
川越市内にある長らく放置されていた“旧川越織物市場”。最近になり改装されて、新しい施設として生まれ変わった。新しい名称は川越市文化創 造インキュベーション施設(愛称:コエトコ)これからの川越の未来をつくる新しいクリエイターの創業支援や地域の方や来訪者との交流を通じた新た な価値創造、これまでの建物の歴史や活用経緯の展示などを行っているのだ。
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NO NAME, WInDOW 
10分00秒
樋廻 里彩 22歳 名古屋芸術大学 三重県
アニメーション。いつもベランダで絵を描いている少年の元に、向かいのアパートに住む小さな女の子が紙飛行機を飛ばす。その日から二人は紙飛 行機やノートを使って会話をするようになった。しかし突然女の子は姿を現さなくなり、代わりに女の子がいつも持っていたぬいぐるみが動きだした。 女の子に何があったのか、ぬいぐるみが動き出した中に隠された想いとは。
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PFAS~謎に包まれた被害~ 
14分17秒
山田 侑歩 里見 英杜 20歳 専修大学 放送学ゼミ 東京都
発がん性や脂質異常症など、健康に悪影響を及ぼすと指摘されているPFAS。しかし日本では、PFASによる健康被害データが少なく、 PFASへの理解が薄い。その理由が、PFASの血液検査が行われないことにある。そこで私たちは、基準値をはるかに超えるPFASが検出された 東京都国分寺市市民組織を取材した。PFASに対する理解を深めるにはどうしたらいいか探る。
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提燈祭りにかける人々〜本三保存会の絆〜 
17分35秒
江戸川 大学森川ゼミ 祭り班 千葉県
2024年7月12日、18日に埼玉県久喜市で開催された久喜提燈祭り。多数の提灯を飾りつけた山車が街をねり歩き、激しくぶつかり合う。こ の提灯祭りに山車を出している本三保存会に密着した。会議やお囃子練習、発表会など、提灯祭りの準備段階から本番までを密着取材し、様々な世代が 力を合わせて後世につないで行こうとする姿を追った。
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挨拶 
20分00秒
松川 一世 48歳 東京都
瀬戸市の商店街で古道具屋「77」を営む、大町幸雄さん(83歳)を追いかけた。街の有名人だ。店の名前は40年間、建築屋をやっていたが引 退し、77歳から始めたから。趣味と道楽か、朝8時半に開店し、11時半には閉店。服装はハレーの服装とオシャレだ。いつも店先に座り、道行く人 と挨拶を交わす毎日だ。挨拶の仲間も増えた。息子さんが人気のボディビルダーなのが嬉しそう。
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2024年鼓舞してる寝 
7分10秒
松川 一世 48歳 東京都
人間とは何だろう。作者はパートナーを被写体に毎日撮り続ける。怪我、おなら、爆食い、陶芸、深夜まで労働、爆睡、舞踏、爆?み、ライブ、く たくたに疲労…の日々。改めて感じたのは人間は食べて、働いて、踊って歌って寝て鼓舞して当たり前に暮らしている。鼓舞とは気持ちを奮い立たせ、 勢いづかせることだ。作者も勢いで鼓舞しながら作ったという。
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町が消滅する 
8分38秒
山本 華暖 21歳 専修大学 神奈川県
消滅可能性自治体という言葉を知っているだろうか?現在、日本では4割を超える自治体が30年後、消滅する可能性があるという問題を抱えてい る。その町のひとつである三重県の南に位置する南伊勢町を舞台に過疎化や高齢化が深刻に進む「町のリアル」を取り上げる。かっては日本一の鰹の水 揚げを誇ったが、壊滅。人口が急速に減っている。現状を取材し、町が取り組んでいる解決策などを探る。
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筆を握る者たち〜文字を打ち込む時代に〜 
17分35秒
橋 礼那 松岡 真広 20歳 上智大学 七尾復興記録班 東京都
パソコンやスマートフォンなどの電子機器が身近になり、文字は「打ち込む」ことが当たり前に。文字を「書く」機会は格段に減った。そんな中、 筆を握り墨を使って字を書く人達がいる。奥江先生率いる稲心会書道教室、東京都立深川高等学校書道部。書道に対して「苦しい」「楽しい」と正反対 の言葉を向ける彼ら。そんな彼らから見える「書道」とはなんだろうか。
25070

映像記録 あの日から 
18分51秒
橋 礼那 吉田 禾暖 村松 真子 浪岡 野乃 20歳 上智大学 七尾復興記録班 東京都
2024年8月下旬、私たちは石川県七尾市を訪れた。能登半島地震発災から7か月。あの日から街並みは時を止、めたままだった。その中でも、 諦めず前に進む人々の姿があった。1月元旦、憩いの場だった商業施設パトリアでは多くの市民が館内で身を寄せ合って就寝をし、そして物資の供給セ ンターにもなった。能登でやっているウェブサイトを使って募集をかけたという。
25069

冬、枝見ごろ。 
4分49秒
金谷 功男 82歳 京都府
自然観察。京都鴨川沿いの樹木は春の満開の桜、夏の生い茂る戻りだけではない、冬木立が素晴らしいと語るポエム作品。冬になると木々はすっか り落ち、幹や枝が露わになる。この冬こそが見頃なのだ、繊細な枝が黒い線の網となって青空と重なる造形は美しい。朱色の実を付けた柿、ついばむ百 舌、裸婦の彫刻と流れる雲、水面に映った木々、落ち葉の絨毯との対比、エピソードは続く。
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先祖代々続く手作り味噌 
13分40秒
島村 定夫 75歳 埼玉県
川越市で農業をやっている作者の家では、毎年先祖代々手作り米味噌を造っている。味噌に使用する米と大豆も自分たちで栽培から収穫迄してお り、拘っているのは米味噌用の米麹作りで、米を蒸かし、人肌の温度まで下げ、麹菌を振りかける。日数をかけた孫大活躍の作業で味噌ができあがり、 最後はお楽しみのうどんと冷や汁を食するところでエンドとなる。
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オリーブのお日さま染め 
4分43秒
フジイ チカコ 64歳 東京都
東京に住む作者には主張がある。フクシマ原発事故以来、電力会社との契約を打ち切り、自家発電で10年以上電気代0円生活を続けてきたソー ラー女子であり、染色作家である。この作品ではあえて再生可能エネルギー“太陽”を使ってオリーブの葉でストールを染める工程を紹介。店から入手 し育てたオリーブの枝から葉を取り、太陽光を熱に変え、ソーラークッカーで煮出すやり方だ。見事オリーブ色に染まる。
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北海道・サロベツを切り拓く〜庄内からの戦後開拓〜 
15分04秒
土門 海音 22歳  敬和学園大学 山形県
山形県庄内町出身の作者が北海道天塩郡豊富町にも“庄内”がついた土地があることを知り、現地を取材。第二次世界大戦の終結後、新天地を求め て山形県庄内から北海道へ向かった開拓者の人々がいたことを知る。何もない土地での厳寒、極貧の生活のため、家族のために奮闘した事実があった。 今を生きる作者が歴史の継承、山形と北海道の繋がりを辿る。
25065

甦れ青春 
9分59秒
江戸川大学 森川ゼミ 青春班 千葉県
2020年初めから感染が急拡大した新型コロナウィルスは、高校生活を直撃した。体育祭や文化祭、修学旅行が中止となり、コロナは青春の大事 な1ページを奪いさってしまった。そこで江戸川大学森川ゼミでは、「失われた青春を取り戻したい」という思いから体育祭を企画。2024年8月5 日、不完全ながらも体育祭をやりぬいたプロジェクトの記録。
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鉛筆文化を守りたい 
5分48秒
金子 里奈 21歳 専修大学 放送学ゼミ 千葉県
筆記用具鉛筆の歴史は徳川家康の遺品にもあり古い。我が国での生産は明治20年から。しかし、鉛筆は少子化、デジタル化、ペーパーレス化な ど、様々な要因でその鉛筆文化は廃れゆく一途を辿る。そんな中、鉛筆工場は鉛筆だけでなく、様々な工夫をしている。鉛筆と深く関わる小学校では、 そして子供達の鉛筆に対する意識、工場長の鉛筆に対する思いをまとめた。
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沖内囃子 
9分58秒
榎本 風里 17歳 埼玉県立芸術総合高等学校 放送部 埼玉県
能楽をする五人の楽師たちを五人囃子といい、雛祭り人形で知られるが、囃子は庶民の娯楽として江戸時代に発達した。沖内囃子(おきうちばや し)は埼玉県戸田市で「無形民俗文化財」に指定され,現在につながる。祭礼の中で、笛や太鼓による囃子を祭礼で披露し囃子にあわせて、「もどき」 の面をつけて、オカメ・オオワライ・ヒョットコ・キツネ・太神楽のシシが踊る。この映像は、文化の継承について記録したもの。
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アルビノももかさんの希望の歌 
6分48秒
佐藤 香奈 浪岡 野乃 長谷川 明莉 20歳 上智大学 水島ゼミ 神奈川県
高校一年生の彼女は、アルビノという病気を抱えている。歌うことが大好きな彼女のとっておきは、障害を持つ子と持たない子が一緒に活動する コーラス、“東京子供アンサンブル”。アンサンブルに入った頃は健常者が怖かったという。過去に見た目を理由に受けた差別が、トラウマになってい た。自分らしくいられる環境が、社会を少しずつ明るいものにしていく。彼女はそう願いながら歌声を響かせている。
25061

今日も行ってらっしゃい 
14分12秒
泉尾 和佐 松岡 真広 諸岡 風和里 20歳 上智大学 東京都
石川県七尾市にある小さな喫茶店『モック』。来年の7月で50年目を迎えるこの店は、偶然の積み重ねから生まれ、多くの常連たちに愛されてき た。店を訪れることが日課だと語る人が多いこの場所が、令和6年能登半島地震で休業に追い込まれる。店を畳もうと決意しかけた店主の神野さんのも とに届いたのは、常連さんたちからの営業再開を望む切実な声だった。
25060

消えた屋台ラーメンを追って 
16分34秒
五百旗頭優里 諸岡 風和里 村松 真子 20歳 上智大学 水島ゼミ 東京都
かつて都内の夜を彩った屋台は、再開発や厳しい衛生基準の導入で姿を消した。2024年4月、都内最後のリアカーを引く屋台ラーメンが飯田橋 高架下から突然消えた。行政の「屋台出店禁止」の張り紙と共に消えたその行方を、女子大生3人が追う調査報道。失われてゆく人間の温もりや、かけ がえのない一杯のラーメン。便利さや清潔さを求める社会の中で、私たちは何を失ってきたのかを問い直す。
25059

つぎはぎの温泉街 
12分22秒
吉田 理乃 五百旗頭 優里 石井 千尋 佐藤 香奈 鳥飼 紋世 長谷川 明莉 20歳 上智大学 水島ゼミ 東京都
石川県七尾市に位置する和倉温泉街は、元日の能登半島地震によってかつての賑わいを失った。震災を機に顕在化した地域の課題。宿同士の協力体 制の欠如や旅館ごとの復興への熱意の差、さまざまな課題は復興への足枷となっていた。和倉温泉街は復興に向けて動き出せるのか。もがきながらも立 ちあがろうする街の姿を追う。
25058

空かける 
8分16秒
同朋高校放送部 愛知県
ドラマ。主人公の空は、物事から逃げてしまいがちな女子高生。空はあるきっかけから、周囲からは邪険にされている放送部に足を踏み入れた。そ こで、放送部の三年・想太と出会ったことをきっかけに、空は放送部に興味を持ち、足を運ぶようになる。そして、ともに作品を作るようになった空と 想太だが、些細なことから口論になってしまう。
25057

英雄 
5分08秒
足立 真央 31歳 兵庫県
ドラマ。タカシは東京にて一人暮らしをしている27歳のフリーター。子供の頃から特撮番組が大好きで、かつて不良に絡まれていたところを名も 知らぬヒーローの姿をした男・英雄に救われた。大学卒業後、特撮番組の制作を夢見て上京、アルバイト生活を続けるが、アラサーという年齢もあり特 撮の夢を諦めかけていた。そんな最中に父親が倒れたという報せを受けて、故郷へ引き返す。
25056

関東平野のどん詰まり足利市から北アルプスの槍ヶ岳を拝む 
8分40秒
衛府自衛(えふじぇい) 60歳 栃木県
足利市は関東平野のどん詰まりにある。足利市の大小山から北アルプスが見えるってよ!?という話は以前から聞いていた。しかし、なかなか撮り に行くチャンスが無い。そんなある日、地元の大岩山山頂の西側が切り開かれて、もしかしたらそこから槍ヶ岳が見えるかもしれないと聞き撮りに通 う。そんな日々の日記だ。2024年3月18日午後4時58分日没と槍ヶ岳が重なって撮れた瞬間だ。。
25055

神領の祭お木曳 
6分00秒
榊原 一典 68歳 三重県
伊勢では20年ごとに行われる伊勢神宮のお宮移し“御遷宮”が行われる。そこに使われる御用材を台車に載せて地元の市民(神領民)が奉曵する 祭「お木曳」に沸く。元社殿を造る御用材を宮域内へ運び入れる作業が、祭礼化したもので、独特の大きな奉曳車に御用材を載せて、神領とされた伊勢 の地の老若男女、各世代が参加して大勢で力を合わせて綱を曳き、神域へと運び入れる。
25054

21歳の伝承者〜被爆80年へ 託された思い〜 
19分48秒
石野 快 伊藤 香 橋本 智香 山下 愛実 広島経済大学山田哲敬ゼミナール 広島県
来年、広島は被爆80年を迎える。被爆者の高齢化が進む中、被爆体験の伝承は一層重要性を増している。そこで、最年少21歳の被爆体験伝承者 となった増本 夏海さんに焦点を当てた。増本さんは、84歳の岸田弘子さんの被爆体験を受け継ぎ、各所で伝承活動をしている。どのように伝えていくべきか、悩み 活動する 姿を追い、被爆体験の伝承が抱える課題と、そこに見いだされる希望を描く。
25053

時をかける郵便 
4分30秒
埼玉県立川越高等学校放送部 埼玉県
ミステリアスなレポート。時が人を結ぶまち川越にある、不思議な手紙屋さん。店の主人はいつも不在、それどころか誰もその姿を見たことがない という。店の奥にある古い郵便ポストそこに手紙を投函すると、一年後の自分に届くらしい。人はそれを“手紙のタイムカプセル”と呼ぶ。この店にま つわる不思議な話。主人に寄せられた相談ごとへの回答が、悩める人の人生を次々に好転させていくという
25052

青空と夏野 
9分23秒
桜丘高等学校 放送部テレビドキュメント班 三重県
放送部の吉岡青空さんは毎日遅刻や忘れ物をしているが、夢のためにも変わりたいと思っている。そんな彼女の夢を応援しているのが、幼馴染であ る吉岡夏野さん。二人の取材を進めていく中で、葛藤する青空さんと、いつも自分が青空さんを上回ってしまっていることで、負い目を感じている夏野 さんの二人が内に秘めていた気持ちや絆を感じていく姿を取材した。
25051

SIGN 
8分05秒
桜丘高等学校 放送部ドラマ班 三重県
ドラマ。幼いころに聴覚障害を患った前川莉佳。転校先の学校で優と言う名前の男の子が莉佳に手話で話しかける。莉佳は手話ができないため困惑 するが、そのことを察した優が筆談で莉佳とのコミュニケーションを図る。莉佳は自力で手話を勉強し、自分から優に手話で話しかけた。優と手話で心 が通じ合えたことで笑顔になり、これからの新しい学校生活にわくわくする。
25050

新潟ブルースを作った兄弟 
7分10秒
宇賀田 雛穂 敬和学園大学 新潟県
港町新潟のご当地ソング『新潟ブルース』は地名を織り込ん歌詞が印象的で、この曲の作詞作曲をした新潟出身の兄弟・山岸一二三さん、之起さん の音楽活動に焦点を当てた作品。二人の音楽活動は弟の之起さんが中学卒業間際でバンド「リンガース」を結成したことから始まり、この曲を歌ってい たが、レコード会社によって発掘されレコード化されたという。
25049

放課後はファッションショー 
12分47秒
井原 宏夫 65歳 長野県
長野県シニア大学8班では、課外活動の一つとして古い着物や洋服のリメイクに取り組んでいる。作品作りの参考のため、リメイクしたものを持ち 寄るのだが、それはさながらファッションショー!すそこで行われるファッション談義に思わずにっこり。笑えるシーンもあり。リメイクされたおしゃ れな服、スカートは見ているだけで楽しい。アロハシャツも登場!
25048

クルド人の今 ありのままを見つめて 
19分37秒
井上 眞 石川 桜香 22歳 専修大学放送ジャーナリズムゼミ 埼玉県
最近、聞くことが増えた「クルド人」という名前。最近ではヘイトスピーチなどの排斥の動きも高まっている。なぜ日本にクルド人がいるのか? 今、日本には約2000人のクルド人がいると言われている。 そのほとんどが主にトルコでの迫害や弾圧を逃れてやってきた人々だ。彼らを代表する団体や、地元で彼らへの支援を続ける日本語教室への取材をもとにクルド人の今を伝える。
25047

三爺 古希からの挑戦 
12分16秒
関 幸徳 75歳 新潟県
古希を迎えた3人の仲間が,山間の耕作放棄地で農業を始めた。店頭に出回っていない珍しい耕作物を作ろうと,農業経験が少ない3人の元気で好 奇心が旺盛な爺さん達が挑戦した数年間の顛末記である。挑戦したのが“クワイ”。年末、年始によく売れる縁起物だ。道の駅で販売。次に手を出した のが、“マコモダケ”。キノコとも、タケノコとも違う。高値で売れ始めた・・・
25046

Life is Journey 
16分12秒
松尾 凪倖 20歳 上智大学 水島ゼミ 東京都
世界文化遺産、和歌山県高野山。弘法大師・空海によって開かれた真言密教の聖地であり、「お大師信仰」も根付いている。そんな高野山を拠点 に、マルチに活動を展開する移住者の男性に出会う。時には音楽を作り、整骨院を経営しながら、随園という名の僧侶で外国人に布教し、サイクリング スポットをガイドもやっている。高野山ならではの生き方を描く。
25045

広徳寺の秋 
10分11秒
村井 正己 59歳 東京都
あきる野市にある広徳寺は応安6年(1373年)に創立された臨済宗建長寺派の寺だ。広徳寺には、江戸時代中期に建造されたと推定される茅葺 の山門と、樹齢300年とも400年ともいわれる2本の大イチョウがある。山門の内側に向かい合って立つ2本のオオイチョウが黄金色に燃え上がる 様子は荘厳で、紅葉シーズンには多くの人が訪れる。
25044

満州引揚者の証言 
12分50秒
斎藤 正一 74歳 新潟県
満州引き揚げ者が書いたT冊の本に出会った。この本を元に引き揚げ者の記録を映像に残そうと提案するが、“まだ帰らぬ友、行方不明の人」この ことなど考えると,とてもその気にはならないと断られる。諦めきれず,調べていくと地元見附市にも数人の引き揚げ者が生存していることが分かっ た。その人たちにお願いしたら快諾を得て、聞き取った記録。
25043

食卓をかこむ 
20分00秒
小野 光洋 58歳 千葉県
ドラマ。一人娘のまことは、両親と3人家族の大学生。最近、父親が癌に罹患したことが判明する。抗癌剤の治療が始まり、家族の暮らしは一変す る。まことはその変化に戸惑いを抱き、不安に思うが、自分の生活はなかなか変えられなかった。ある日、まことの思慮が浅い行動のせいで、父に風邪 をうつしてしまう。父は治療の副作用で免疫力が低下していたのだ。
25042

少子化を克服できるかー保育園の現実―
12分43秒
綿引 梨紗 松本茉依 専修大学 神奈川県
少子化を食い止めるうえで、子育て環境の整備は欠かせない急務となっている。地域の保育園は保育士不足に直面し、乳幼児の受け入れには限界が ある状態だ。近い将来自分たちも子育て世代となるが、その頃には保育士が増加し、多くの子供を受け入れられる保育体制が実現しているだろうか。保 育園の先生方と保育問題に取り組む組織を取材し、保育士不足の現状に迫った。
25041

ヤングケアラーと私たち
16分03秒
野 葵葉 瀧沢 悠衣 綿引 梨紗 専修大学 神奈川県
ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことだ。中学生17人に1人、高校生 24人に1人だという。しかしほとんどが明らかになっていない。多様なケアラーがいること、当事者と世間のギャップ、ケアラー経験者が考えるこ と、支援団体と企業の活動や今後に対する思いをまとめた。
25040

仮想現実
13分37秒
小川 旭 77歳 東京都
怪奇ドラマ。「我々が見ている世界は、もしかすると推測であり、錯覚であり、それが『仮想現実』である」と主張する或る精神科医が「現実その ものを変える人体実験」を通して、精神医学の“表と裏“の実情を描く。精神医学界の”ジキルとハイド!彼は人類にとって敵なのか味方なの か・・・。エンドロールからが見せ場。
25039

私へ。誰かより、
15分57秒
宮崎 玲花 24歳 東京都
ドラマ。アパレル企業に就職して1年目の日野 結維(ひの ゆい)いつしか自分を卑下するようになり、会社で上手く馴染めずにいたある日、些細なことがきっかけで結維の心は限界を迎えてしまう。職場からの帰り道、呆然と歩みを進め ているとある場所に辿り着く。そこで出会ったおばあさんとの一時に結維は昔の自分を思い出す・・・
25038

後世に伝えたい会津白河のこころ
11分27秒
佐藤 勝雄 69歳 東京都
山口市平川では今も大切に白河踊りが受け継がれている。明治元年の頃、旧幕府軍と新政府軍が争った戊辰戦争の激戦地会津白河で、お盆の時、地 元の人々と長州兵が戦いを休止し、戦死者を分け隔てなく供養し踊ったという。生還した長州兵たちはこの踊りを山口に持ち帰り、後世に伝えたのだ。 山口大学で学ぶアジアの留学生達も浴衣姿で盆踊りに参加し,今宵も行われている。
25037

内大臣峡にこの人あり
14分21秒
御法川 直樹 65歳 神奈川県
作者は日本最珍種とされる幻の蝶ゴイシツバメシジミを追い続け、苦労の末九州の山奥、内大臣峡で出会いを果たし、その映像記録を発表すること ができた。しかし、その蝶の棲む貴重な森は、かつて幾度となく存亡の危機に見舞われていたことを知り大変驚いた。そこには、一人の熱血肥後もっこ すの体を張った取り組みがあった。中村益行さんを追う。
25036

ミノタウロスの憂鬱 迷宮のためのエスキース 
5分44秒
岩井 悠辰 26歳 東京都
線書きによるアニメーション。ミノタウロスはギリシャ神話に登場する牛頭人身の怪物である。迷宮に住むミノタウロスの憂鬱な暮らしの断片が映 し出される。半不帰の迷宮ラビュリントスは部屋や通路が入り組んだ迷路のような建築物なのだ。ミノタウロスは円環の中を永遠に彷徨うのだろうか。
25035

まつぼっくりと牛丼 
14分12秒
中野 美子 20歳 上智大学 水島ゼミ 神奈川県
東京・新橋駅前、SL広場で「靴磨き」を仕事にしている1人の女性がいる。中村幸子さん、92歳。戦後の混乱期、高度経済成長、バブル景気、 リーマンショック、コロナ禍。路上から日本が移り変わる様子を見つめてきた。 なぜ靴を磨き続けるのか。なぜ幸子さんは働き続けるのか。昭和・平成・令和と時代を跨ぎ、今もなお新橋のサラリーマンと共に生き続ける日々を記録。
25034

火の島 
19分55秒
中野 美子 20歳 上智大学 水島ゼミ 神奈川県
1993 年、北海道南西沖地震が発生し、日本海に浮かぶ小さな島を巨大津波が襲った。あれから31年。島の歴史がまた1つ節目を迎えようとしていた。過疎化と少子高齢化の一途を辿 るこの島に7年前、若い家族が移住してきた。島内随一の限界集落でゲストハウスを営んでいる。利便性や効率を求めて都市部に人口が集中するこの時 代に、なぜ離島での暮らしを選んだのか。その答えを探すために島での暮らしを追った。
25033

年男、宮島初日の出登山、堪能す! 
14分59秒
石井 巌 72歳 広島県
72歳の作者は年男で、今年も世界遺産宮島の初日の出登山に挑戦した。元旦午前5時もみじ谷ロープウェイ参拝とは反対の暗闇を一人登る。途中 休憩。海抜550mの弥山山頂に近づくと雲の合間から初日の出が始まり、瀬戸内海の光景に感動。山頂で妻の弁当を食べ、下山。もみじ谷ですれ違う 美女3人、鹿、子ども達。参拝し、破魔矢ではなく、ペンダントを買う。
25032

第28回あきる野市産業祭記録映像 2024.11.10 
6分47秒
村井 正己 59歳 東京都
2024年11月あきる野市が誇る秋の祭典、美・技・食を一堂に会したあきる野市産業祭を開催された。その記録である。会場である都立秋留台 公園の最寄り駅はJR秋川駅から会場に着く。早速出迎えてくれたのは巨大な宝船。地元生産の野菜が満載。この産業蔡では市内の多くの事業者や生産 者が、自社の製品や生産物を展示・販売しており、友好都市大島や栗原の出店もあるなどの賑わいだ。
25031

里山に生きる野生動物 ーアニマル・ウォッチングー 
7分10秒
谷口 正治 74歳 兵庫県
作者が住む兵庫県姫路市夢前町は姫路駅から北へ車で40分の市街地の外れにある。近年になってイノシシや鹿などの野生動物の被害が多く発生し ている。そのため集落を取り囲むように防護柵を設け、野生動物の侵入を防いでいるが、夜になると自宅の庭先にはイノシシなどの野生動物がやってく る。作者の楽しみは自動撮影カメラを設置しての動物観察だ。
25030

命のリレー  被ばく柿の木
11分35秒
福岡市立壱岐中学校放送部 福岡県
壱岐中学校の平和活動を紹介。長崎市で被爆し、柿の木の植樹活動を進める吉崎幸恵さんの講演では5歳の彼女が体験エピソードを語る。“あの日 のことを知って下さい。”の詩が感動を呼ぶ。2つは市内で開催の“原爆と人間”展を取材。被災者の八坂匡亮さんはどのような思いかを語る。3つは 吉崎さんから“被爆3世の”柿の木を寄付して戴き、植樹の風景も収録。
25029

地衣類の世界 
10分00秒
森口 郷志 38歳 東京都
日常の風景の片隅に、未だ謎が多く残る生物がいる。それは植物とも動物とも言い切れない、なんともあやふやな生命体“地衣類”。その生息範囲 は極めて広く、南極から砂漠、ジャングル、そして都会の中まで生息している。まさにどこにでもいる生物なのだが…いったい地衣類とはどのような生 物なのか?誰もが目にしたことのある謎の生命体“地衣類”に注目し、日常の中に潜む別世界を覗く。
25028

プラトニック・ラブ 
6分54秒
坂野 愛佳 18歳 埼玉県立芸術総合高校 埼玉県
青春ドラマ。人体模型に恋をした女子高校生。彼女は、先生に勉強を教えてもらうことを口実に理科室へと向かう。教室に戻ると、好きな異性のタ イプについて話しているクラスメイト。人を好きになれないのは「普通」じゃないのだろうか?彼女は「普通」に囚われてしまう。ある放課後、友達に 見せられたインスタのストーリーには女子高校生が先生を抱きしめている姿があって‥‥
25027

氷解 
2分40秒
北村 嘉久 23歳 成安造形大学 滋賀県
氷が溶けていく過程の中で生じる動き、質感、泡、水滴などの変化を観察し、普段気付かない氷の溶ける美しさを表現した約3分間の映像作品。接 写レンズを通した映像によって、氷の溶ける過程で、普段気づかない気泡の発生やレンズのような光の屈折の現象が発生する。その緩慢な現象は編集で 再生する事で、生き物のように素早く動く印象的な動画になった。
25026

スタンド・バイ・優 
14分49秒
井上 由紀夫 41歳 東京都
ドラマ。きこえる過保護なママと、きこえるお調子者のパパ、そしてきこえない女の子。ママが心配する一方で、パパは娘に「おつかい」という大 きなミッションを託す。ママの誕生日に、隣の駅にあるケーキ屋まで1人で行くというチャレンジだ。女の子は緊張から不安に襲われながらも、道中で 遭遇する人々とのハプニングに直面する。おつかいという名の冒険の物語。
25025

浜岡原発の再稼働は許さない! 原発ゼロ社会を! 
15分00秒
佐野 雅之 静岡県
2011年に発生した東京電力福島第一原発の事故から13年。原発を考える静岡ネットワークは、原発ゼロ社会を目指して継続して浜岡原発の再 稼働反対を訴えている。福島や能登半島地震の状況を踏まえ、道路の寸断や建物の倒壊など避難が難しい中で原発事故が起きた場合の危険性などを訴え 続けている。
25024

話しかけてなんかあげない。
10分25秒
繁田 健治 63歳 神奈川県
青春ドラマ。吉住くんはそこにいた。視線は一ミリも感じなかったけど、吉住くんはそこにいた。それは、そこに私がいたから・・・。学生時代に 吉住くんはT度も私に話しかけてくることはなかった。数十年ぶりの再開。あの頃、何もなかったあの頃、ボクのクラスに君がいて、高校に通うことが 出来た。声をかける勇気はボクにはなかったし、・・・吉住くんと私の片思い物語。
25023

Meta
9分09秒
斎 しん 30歳 九州産業大学 福岡県
身体表現を試みるパフォーマンスの実験映像。T章:人間の尾骨の4本の脊柱のうちの1本 2章:へそ 3章:胃 4章:胸 5章:喉 6章:眉毛 7章:頭頂 作者に寄れば「自分のアジアじん、ストレートで、正直今まで自分のセクシュアリティやアイデンティ ティについて考える機会はなくて、自分は自分であることが楽しいし、ただ地球に生きているだけである・・・」
25022

思いがけない訪問者
13分00秒
加藤 道明 67歳 広島県
ある日、満開のバラが咲く庭に突然大量のミツバチの大群が来訪した。その数4000匹。町内の養蜂家から“分蜂”だと知る。一つの巣に新しい 女王バチが生まれたとき、古い女王バチが巣にいる働きバチを連れて集団で引越しをするのだという。女王バチを捕獲し、群れを巣箱に移動できた。こ のことがきっかけで養蜂家一家の仕事を取材する事になった。
25021

The Brave
8分00秒
広島市立牛田中学校放送部 広島県
吃音(きつおん)とは、言葉を発するのに必要となる器官に特別異常がないにもかかわらず、言葉を滑らかに話すことのできない“発話障害”の1 つ。 吃音でありながら放送部員である池岡君の作文を通して、余り知られることのない吃音や、池岡君の魅力について映像で多面的に表現している。タイトルのThe Braveは勇敢な人の意である。
25020

ぼく、ガンになりました
11分28秒
永田 體 75歳 福岡県
ビデオ日記。2024年4月、作者は、75歳の誕生日と金婚式を迎えた。ところが
急きょ、ガンの手術を受けることになり、部屋の掃除や妻への伝言書きなどでバタバタしてしまう。入院手術にとても不安だったが、無事に手術を終 え、妻との面会や娘とのライン交換などを経て、無事退院できた。愛犬との再会を喜び、入院中に妻が育ててくれた野菜苗の成長を見つめながら、再び 元気を取り戻しつつある。
25019

お伊勢さんのチンチン電車
15分16秒
安田 昇 95歳 三重県
今昔レポート。神都線(しんとせん)は、明治に伊勢市に開通し、かつてお伊勢さんのチンチン電車と呼ばれた路面電車である。伊勢神宮や二見浦 をつなぐことから神都線と名前が付き、観光・参拝客輸送の役割も果たし大いに賑わった。戦後、自動車やバス路線が充実し、伊勢湾台風の被害、脱線 事故などで1961年廃線となった。当時撮影の8ミリフィルムと現在との車窓風景の対比が興味深い。
25018

古都の春・花と龍
13分27秒
松島 健一朗 84歳 栃木県
思い出すのは昨年亡くなった妻と二人で見た京都の桜と天井画の龍を観て楽しんだ時の追憶だ。訪れたのは有名な“おもろ桜(御室桜)”。街の桜 は盛りを過ぎていたが、仁和寺の庭の桜は遅咲きで背丈も低いのが特徴。足利義満によって創建された相国寺では天井画の龍に出会う。狩野光信作だ。 平安神宮ではしだれ桜の美しさに遭遇し、建仁寺では新作“双龍図”を拝観。
25017

岡忠in沖縄2017最後の旅
8分54秒
津久井 一則 59歳 群馬県 
作者にとって岡田忠治さんは中学校以来の恩師。作者は鞄持ちで、毎年岡田先生と沖縄の離島へ旅して来たが、恩師自ら 「体力的に今年が最後かな」ということで、作者が最後の旅での天真爛漫な人柄を残そうとスナップをまとめたもの。 本島平和記念公園での修学旅行生の取材、阿嘉島での海中撮影やギャルたちとのポートレート、 定宿のオーナーや常連のお客たちのインタビューも交えている。
25016

武蔵五日市グルメ市第2回記録映像2024 10 20
15分02秒
村井 正己 59歳 東京都 
あきる野市五日市では、毎月第3日曜日グルメ市が開催される。会場はJR武蔵五日市駅から徒歩5分の五日市ひろば。いつもは児童公園だが、 この日は市民交流の場となり、 あきる野市の人気キッチンカーが集結し、コーヒー、唐揚げ、クレープ、鯛焼き、駄菓子などの店が並んだ。10月20日(日)に撮影。
25015

生命の芸術
15分15秒
深澤 博雄 91歳 東京都 
夭折した近代彫刻家の父「萩原碌山」。長野県安曇野に生まれた碌山は17歳の時、相馬黒光に出会い、芸術への情熱に目覚める。パリでロダンの 彫刻を見て彫刻を志す。 「人間を描くとは魂そのものを描くことなのだ」と気づかされる。帰国した碌山は黒光に強い恋心を抱くようになり、出口のな い葛藤のなかで作品表現に『相克の中の美』の深みを増したといわれる。
25014

私は こう考える
9分45秒
せいりょう 80歳 神奈川県 
あなたはなぜ映像による表現を行っているのか?何を伝えようとするのか?改めて自問自答する作者の自画像。貧乏だったが、 学生時代取り組んでいた8ミリフィルム映画製作を思い出す。 サラリーマンになり、子どもの成長の記録撮影の頃。そして75歳を過ぎて再開した。はたしてその出来はどうか。
25013

カラフト犬物語 英字版
15分10秒
本谷 英一 80歳 北海道 
樺太犬は日本の南極探検隊に同行したタロとジロで有名になった犬種。体型は中型〜大型、太い鼻面を持つ。昔はアイヌなどの北方民族が犬ぞり・ 猟犬として使っていた。今では北海道では絶滅した。サハリンで只一人犬使いのセルゲイ氏とその犬たちを紹介した内容だ。セルゲイ氏は漁師で、 冬場には毎日犬ぞりで捕獲した魚の輸送に利用している。11頭の犬たちは,リーダー犬を先頭に活躍している。
25012

ビデオの絆
7分16秒
鈴木 賢士 92歳 東京都 
作者が制作した特攻隊証言のビデオの記事が新聞で紹介された。この記事を読まれた石川県珠洲市の往環寺の住職がこのDVDを希望され、 交流が始まった。 ところが2024年正月元旦に能登半島を襲った大地震で住職は安否不明となってしまった。珠洲市は津波にも襲われ、絶望と思われたが、 東京都町田市の往環寺からご無事と聞き、胸をなで下ろす。
25011

東京都西多摩郡瑞穂町のだるま市
2分29秒
村井 正己 59歳 東京都 
別名「多摩だるま」と呼ばれる瑞穂町のだるまはあっさりした顔立ちが特徴。最近では、だるま抱き猫や様々な色彩で塗られただるまが登場し、 毎年1月に円福寺で行われるだるま市で人気を呼んでいる。町内で明治時代から作られてきた多摩だるま。農家が副業として農閑期を利用して作られた のがはじまり。 1月18日撮影。
25010

武蔵五日市グルメ市第1回記録フィルム
4分33秒
村井 正己 59歳 東京都 
あきる野市五日市では、毎月第3日曜日グルメ市が開催される。会場はJR武蔵五日市駅から徒歩5分の五日市ひろば。いつもは児童公園だが、 この日は市民交流の場となっている。 あきる野市の人気キッチンカー5台が集結し、美味しい秋川牛の串焼きが並んだ。,この日は9月中旬なのに暑く、ビールやかき氷が人気だった。
25009

露払い 入野獅子舞
13分34秒
村井 正己 59歳 東京都 
あきる野の三大まつりの締めとなる、阿伎留神社例大祭が始まった。最初に露払いの五日市入野の獅子舞が舞われる。その歴史は約400年以上と も言われている。 神興渡御の無事安全と氏子の繁栄を祈願して舞われている。獅子は「太夫」「雄獅子」「女獅子」の三匹、さらに花笠が四人(巫女姿の女性)だ。 開光院で最初の舞を演じ、町内を練り歩き、阿伎留神社へ向かう。
25008

シャインマスカットを植えたよ 初収穫編 両親への贈り物
16分00秒
中森 義隆 63歳 広島県 
作者は2代目の専業農家、農業しながらの自作撮り。パイプのブドウ棚が完成し、シートも張り終えた。初収穫までの農作業日記。 2022年4月前年に植えたシャインマスカットの芽が出た。立派に育って欲しいと願う作者の気持ちがわかったのか、2本ともすくすく育っていく。 様々な作業を終え、袋掛けし、いよいよ収穫の時期を迎え、実ったブドウは両親への最高の贈り物となった。
25007

シャインマスカットを植えたよ ぶどう棚作り編
15分20秒
中森 義隆 63歳 広島県 
作者は専業農家。農業しながら自作撮り。今回シャインマスカットに挑戦することになった。2本苗木を手に入れたが、すぐ枯れてしまう。再度挑 戦。 苗木を植え、実るまで3年はかかるという。この作品ではパイプで組み立てたぶどう棚作りに追われる。正月も交え、高齢の両親との3人暮らしの生活日記となっている。
25006

I-topia 
18分38秒
神奈川県立相模原弥栄高等学校ARTLiVE 神奈川県 
アート。 AI技術が私たちの生活に徐々に浸透する中、AI技術はどうやって作られ、応用されていくのか脳科学の原理と人工知能の制御をテー マにした作品。 科学者はAIのプログラムで人型ロボット心優しい「アイ」を完成させる。これをみた悪の科学者はAIプログラムを操作し無差別殺人の兵隊を量産させてしまう。 アイの運命はいかに。舞台劇の短縮版。
25005

団地
3分09秒
羽鳥 竜生 49歳 東京都 
心象ドラマ。パワハラで職を辞めた男へ執拗にかかってくる携帯メール。上司から陰湿な内容だ。死ね、又仕事に戻ってこい、連絡が遅い、など激 しい言葉の羅列。 男は謝り続ける。とうとう男はいらだち携帯を踏み続け、携帯を破壊する。そして高層団地の階段を登り続ける。飛び降り自殺を浮かべるが、思いとどまった。
25004

元気印 女性トリオが創る〜萌っこ春待里〜
18分55秒
有沢 準一 87歳 北海道 
地域の祭り。これまでの華やかだった留萌の冬祭りは息切れを起こし、継続が困難となった。留萌の女性たちは,みんなが楽しめる春を呼ぶ祭りを 創ろうと立ち上がる。 貴重なカンパと大勢のボランティアに支えられて、平成11年から毎年行われるようになった。これは留萌女性たちの街づくりへの奮闘の記録である。
25003

地域で育む子ども達の活動
11分02秒
岡野 重和 91歳 石川県 
作者は石川県白山市一木公民館の館長として平成9年から24年まで約15年間担当した。世代交流事業に取り組んだが、特に力を入れ、印象に残 る行事を選択して、 オムニバスとしてまとめたもの。伝統芸能の継承、カブトムシ・宇宙メダカを飼育、ひょうたん作り、聖徳太子像写生大会、地域発見ウオーキング  フルーツトマト 柿もぎ体験、 竹細工、子ども料理教室などを紹介。
25002

三つの名をもつ花 戸隠草物語
14分48秒
山岸 哲 85歳 長野県 
自然文化。NHKテレビ小説「らんまん」に繋がる研究者間の競争心がうかがえるエピソード。明治8年に長野県戸隠で発見された「トガクシソ ウ」 が三つの名をもつようになったいきさつを描く。この植物が地元ではなぜ図鑑に掲載される名前ではなく別名の「トガクシショウマ」で呼ばれることが多いのかを考察する。
25001

忘れもの
10分35秒
黒須 春佳 19歳 千葉県
初恋ドラマ。友達に陰口を言われていたのを耳にし、傷心した少年は川崎の工業地帯に足を踏み入れる。そこで彼は謎の少女と出会う。 何も知らない相手と、ただ、喋って、景色を眺めて。一緒に過ごす時の中で2人は影響を受け合う。

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