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エントリー番号 作品サムネイル 作品名・時間・作者名・年齢・居住地 解 説
20069

少子化問題
1分03秒
谷口 広樹 43歳 東京都
2DCGアニメーション。日本の世相・社会問題を風刺したもの。オムニバスアニメーションで表現している。議会で少子化問題を憂慮し ながらも、つい矛盾した言動をしてしまう政治家の話だ。Aは議会で、少子化を嘆き、そのためには子どもを育てる環境を整えることが急務だ と訴える政治家が演説中に、乳児に母乳を飲ませている女性議員を見つけ叱る話。「誰だ!赤ん坊を連れてきた奴は!」Bは4人の子どもを連 れてきた父親議員を叱るバージョン。
20068

老人島
15分41秒
李 亦萱 21歳 
上智大学文学部新聞学科水島ゼミ 東京都
中国浙江省の舟山は、1000以上の島からなる群島だ。老人ばかりが暮らしている島がいくつもある。そのうち2つの島を訪ねた。一つ 目の島「長塗」には、一つの老人ホームが唯一の産業だ。老人たちは、人生の最後を向かって孤独も同時に抱えている様子に見えてきた。二つ 目の島「西剣」では、老人たちは何らかのことをして自ら意味づけようとすることで、村の人々と一緒に暮らしている。最後は、息子さんが、 島の高齢化と地方過疎化の現状を語ってくれ、島の昔の歴史の面影も見せてくれた。
20067


小さな種が繋ぐ物語
原 発事故から8 年とみ子さんの想い−
17分25秒
城島 めぐみ 44歳 神奈川県
2011年、福島原発事故により大量の放射性物質が放出され、飯舘村から避難を余儀なくされた渡邊とみ子さん。彼女が生き甲斐にして いるのは震災前から飯舘村の特産品にと仲間で育てた「いいたて雪っ娘かぼちゃ」だ。その種を繋ぎたいと避難先でも休耕田を借りて栽培を続 けてきた。とみ子さんの想いに、仲間が増えていき、各地でその種が引き継がれている。避難解除となった自宅に戻った彼女は2017年に実 験栽培を行い、放射能検査では嬉しいことに不検出だった。
20066

心女優3人〜障がいと生きる〜
20分00秒
岩﨑 瑠美 21歳 
上智大学水島ゼミ 東京都
「劇団人の森ケチャップ」は『障がい者と健じょう者が一緒につくる舞台』を目的にししている。障害を背負いながらも、活動する3人の 女優に密着。ともみさんはムードメーカーだが、ダウン症の影響で気分の浮き沈みが激しい。あやこさんは自分の考えをうまく話せない。しか し、演技なら体全体を使って表現できる。あきさんは歌が得意。メロディに合わせると自然と声が出る。彼らは限りある今を、前を向いて生き ていく。
20065

「中秋節とおじいちゃん」
12分04秒
HE  SHANSHAN 21歳 
上智大学水島ゼミ 東京都
中秋節は、中国の重要な行事で、旧暦八月の半ば、月を見ながら家族と再会するという習慣がある。現在は新幹線の発達により、誰でも気 軽に帰省することができるが、50年前、軍人であった祖父は帰省することはなかなかできなかった。何年も妻や息子に会えず、建国したばか りの国家を支えたという。現在は軍人生活を終え、中秋節には家族と一緒に過ごすことができるようになった。「国を支える」意識で生きた祖 父の「その後」の人生を描こうとした。
20064

DADA MAMA
10分24秒
ムワンガザ・ファンデーション 長野県
タンザニアの孤児院に暮らす子供たちの体験をもとにしたドラマ。子供たちもスタッフとして参加。Dada Mamaはスワヒリ語で、母親代わりのお姉さんの意味。エイズで母を亡くし、孤児となった姉と弟は親戚の家に引き取られるが、キレイな洋服は取り上げられ、学校にも行かせ てもらえず、虐待に耐え切れず、追い出されて、ストリートチルドレンの仲間に入る。弟の病気を機に孤児院に身を寄せ、就学の機会を得た姉 はいつか医師になりたいという夢を抱いている。
20063

あなたの通訳引き受けます
12分21秒
吉川 結衣 20歳
上智大学水島ゼミ 東京都
見えにくい障害として注目を集める「発達障害」について、クリニックを訪れる患者と、発達障害に向き合う女性医師の物語だ。横浜市港 北区にある、小さなクリニックには、発達障害を持つ患者が通っている。クリニックの医師鈴木明子さんは、発達障害と知的障害の両方を持つ 智博さんの母でもある。発達障害が理解されにくい、生きづらさを知る彼女の使命は、障がいの特性を周囲に伝えていく「通訳」となること だ。発達障害が医療の現場で理解されにくい現状を考える。
20062


明日も吃音と生きていく
14分58秒
石田 結愛 21歳 
上智大学水島ゼミ 東京都
吃音(きつおん)とは、なめらかに話すことができない状態をさす。作者自身も吃音障害を持つ大学生。幼い頃から吃音を抱えてきたラッ パーと歌手と2人を取材し、課題を共有する。「吃音のせいにしたらダメなんだよ」「吃音は自分の一部でしかない」作者を含め、当事者3人 の姿勢は「自分の弱さと向かい合っているか」だ。この障害は完治することはないという。しかし、3人とも改善はした。これからも前向きに 生きていくに違いない。
20061


拓魂―ある満蒙開拓団員の証言―
18分55秒
久保寺 隼 23歳 
中央大学法学部 東京都
戦争秘話。東京都多摩市聖蹟桜ヶ丘にある拓魂公苑。毎年4月、全国拓魂祭が開かれる。満蒙開拓に関する慰霊祭で1963年から続いて いる。この慰霊祭に毎年参加しているのが中込敏郎さん。かつて中込さんは家族と共に憧れの地、満州へと渡った。しかし、ソ連参戦によっ て、穏やかな生活は一瞬にして逃避生活に変わり、約8万人もの民間人の命が奪われた。満蒙開拓とは一体何だったのか。ある元開拓団員の証 言をもとに描く。
20060


ハンセン病を生きて
19分30秒
畠山 桃子 19歳 
中央大学総合政策学部 東京都
東京都東村山市の国立ハンセン病療養所「多磨全生園」。ここに60年以上暮らす山内きみ江さんは幼いときにハンセン病を発症し、ハン セン病は自然治癒したものの、世間の目は冷たく、都内の療養所に移り住んだ。そこで、彼女は、恋に落ちて結婚。夫の死後、きみ江さんは再 び孤独に。2012年に、保育園が多磨全生園の敷地内に移転して来た。園児と交流していく中で、指のなくなった手で、子どもたちと握手す ることができるようになっていく。
20059

八王子ユーロード~招き猫物語~
10分00秒
仲山 一志 23歳 原 啓介 25歳 
中央大学 東京都
賑わいを見せる八王子市。戦時中空襲を受け、大半が消失した。焼け残ったのが「招き猫」だ。この「招き猫」が八王子駅前のユーロー ド商店街について取材する趣向である。「招き猫」が置かれているのは仏具店の一角。どうして飾ることになったか店主が謎を明かす。ユー ロードの会長に今後の展望を聞く。終戦後間もなく開店したパン屋では、小麦粉が手に入らないことから、客が粉を持参し、焼いてあげて、手 数料を貰っていたという話が聞けた。
20058


九死一生―元台湾人日本兵の記憶―
19分32秒
安徳 祐 20歳 
中央大学法学部 東京都
戦争秘話。東京都奥多摩湖が見渡せる場所に立つ台湾出身戦没者慰霊碑。この地を選んだのは台湾の風景に似ていたからだという。元台 湾人日本兵の呉正男さん(91)は、「私もここに入る予定だった」と話す。日本統治時代の台湾に生まれ、13歳で日本へ。軍国主義教育を 受け、日本軍への入隊。戦争、特攻隊、カザフスタン抑留という「不運」続きの人生だった。しかし、彼は自身の人生を「幸運な青春」と振り 返る。呉さんの半生を追った。
20057


みんなはどうしているの?
世界の月経事情vol.1 黒い袋問題

4分03秒
伯野 朋絵 千葉県
ジェンダーを考える。現在の日本では生理用品を店で買うと、見えないように黒い袋や紙袋に入れてくれる慣習がある。作者はほかの国で はどうなんだろうと思い、台湾、アメリカ、フランス、ドイツの友人に尋ねる。日本に住む人にとっては当たり前のことが驚きだったり、怒り だったり、思わぬ反応が返ってきた。生理や生理用品の社会での扱われ方から女性への視線や求められることが見えてくる。
20056


咳 をする男
18分34秒
北穂 さゆり 53歳 東京都
アスベストは吸い込んでから30年から50年の潜伏期間を経て、肺がんなどの悪性ガンを引き起こす有害物質である。アスベストは建材 にも含まれており、吸い込んだ建設職人は一人親方が多く、労災が適応されないなど、救済には障害がある。この作品はアスベストで二人の兄 を失い、さらに自身も咳が止まらないアスベスト疾患に苦しむ一人の労働者が、一般市民や若い職人が自分と同じ苦しみを味わないよう裁判を 闘い、アスベスト根絶をめざしている姿を追う。
20055

自分のままで 
〜Xジェンダーとして生きるわけ〜

13分31秒
伊藤 奏乃 21歳 
上智大学水島ゼミ 東京都
枠組みから外れた人の苦悩を取材する。Xジェンダーとは、出生時に割り当てられた女性・男性の性別のいずれでもないという性別の立場 をとる人々を指す。主人公は、Xジェンダーの「しげさん」。女性として生まれたしげさんには、男性との結婚経験があり、子供もいる。幼少 期から性別違和を持っていたが、自身のセクシャリティに当てはまる言葉には出会えないまま、女性として暮らす日々が続いていた。
20054

限界集落~未来へつなぐ想い~
10分25秒
平岩 凌雅 廣瀬 結衣 瀬田 糸織 
上智大学水島ゼミ 東京都
広島県佐伯区湯来町は広島市内から車で1時間ほどのところにある。かっては「上多田」地区は1000人も住んでいたが、現在は限界集 落となり、深刻な人口減少と、それに伴う地域全体の減退という大きな壁に直面していた。それでも諦めることなく自分にできることを始めた 佐藤亮太さんと妻の英美さん。若い夫婦が高齢化の進んだ集落を引っ張っていた。どうなるか分からない限界集落の未来。それでも前に進んで いこうとする彼らの暮らしを追った。
20053


普通の日々
7分00秒
ムワンガザ・ファンデーション 長野県
タンザニアの孤児院で暮らす子どもたちがビデオカメラを手に、普通の日々を生きるための作業や学び、遊びの一つひとつを丁寧に撮影し ている。日常の映像と現場音を積み重ねてシンプルなメッセージを伝えるノンバーバルなドキュメンタリーだ。水道も電気もない孤児院と学校 と畑と教会しか知らない自分たちの世界を見つめる。孤児たちが仲間での自立した生活、労働、遊びと生きる姿が描かれている。
20052

教えてくれん?忘れたくないあの人のこと
16分20秒
広島経済大学 
德永ゼミナール 悔い班 広島県
戦後74年たっても、あすの平和を願って、ヒロシマを訪れる人たちに証言活動を続ける二人。内藤達郎さんは3歳のときに被爆した。被 爆当時の記憶はない。現在は平和学習講師として活動している。空民子さんも3歳のときに被爆し、その体験と向き合ってきた。被爆者の平均 年齢が82歳、体験者が年老いていく中で、あと何年この想いを自分の言葉で話せるか。焦る被爆者たちに広島で生まれ育った学生が問いかけ る。「忘れたくないあの人のこと教えてくれん?」
20051


きっと きこえるよ 
~樹木が伝えるヒロシマ~

9分11秒
岩澤 里絵 木下 舞音 床並 花 山田 成美
上智大学水島宏明ゼミ 神奈川県
「被爆樹木」とは爆心地から2km以内にあり、被爆しながらも生き延びた樹木をさす。暑い夏、原爆投下の地、広島を訪れる人々のオア シスになっている。藤原美香さんと村本美香さんは「被爆樹木」を主人公にした絵本「きっときこえるよ」を制作した。そこには樹木が静かに 語るヒロシマがあった。原爆体験者が減少する今、ヒロシマをどう伝えていくのか。新たな「伝承」のカタチに迫る。
20050


継ぐ 被爆三世たちのヒロシマ
20分6秒
広島経済大学徳永ゼミナール 広島県
戦後74年、ヒロシマを訪れる人の増加とは裏腹に、体験した被爆者の証言を直接聴く機会はめっきり減ってきた。その被爆者の記憶を伝 えようと活動する被爆三世の二人を追う。音楽家HIPPYさんは毎月被爆者を招いて「語り部の会」を主宰。祖父が被爆体験を話さなかった のは、家族を「差別」から守るためではなかったのかと葛藤する。横山恵さんは被爆建物のガイドを担当、幾度も原爆資料館に連れて行った祖 母に想いを馳せる。
20049


曖昧ME MINE  
~双子に学ぶ個性の見つけ出し方~

20分00秒
田村ゼミナール 
明治大学情報コミュニケーション学部 東京都
就職活動を通じて学生に強く求められる“個性”。遺伝子や環境が個性を作ると仮定したとき、同じ環境で育ち、同じ遺伝子を持つ一卵性 双生児の個性が異なることに気づいた。ならば、個性の形成に影響するものは何だろうか?双生児の個性に焦点を当て、双生児やその親、双生 児研究者らに取材をした。双生児の“個性”にヒントをもらいながら、学生がそれぞれの個性について考えた、ドラマ仕立てのドキュメンタ リー。
20048

生んでくださってありがとう
(私の人生バラ色・ミュージックビデオ版)

6分57秒
東 信 一郎 70歳 東京都
脳性マヒという障害をもって生まれた松浦明美さんの別作品「みなさんのおかげで私の人生バラ色」(本編)のミュージックビデオ版。生 んでくれた母親への感謝の気持ちを込めて歌詞がつくられ、合わせて、彼女の自立する生活や大勢の人たちと、ともに生きる姿の映像が展開す る。ノーマライゼーションや共生社会が叫ばれる中、まずは障害者の実態を知ってもらい、偏見や差別などに対する「心のバリアフリー」の推 進を目指 して制作された。
20047


みなさんのおかげで私の人生バラ色
19分30秒
東 信 一郎 70歳 神奈川県
脳性マヒという障害をもって生まれた松浦明美さん。支援を受けながらも結婚し、子供を生み育て、母親の介護や仕事も行うなど、自立し た現在の生活を紹介している。障害者だからできないと思ってはいけない。「健常者と同じ体験をし、若々しく生きている。人としてのパイオ ニア」が伝わる。ノーマライゼーションや共生社会が叫ばれる中、まずは障害者の実態を知ってもらい、偏見や差別など「心のバリアフリー」 の推進を目指した作品。

20046


旧家で育むこころとは
20分00秒
石川 勝 65歳 栃木県 
自由保育とは、子どもが自発的に遊ぶことを促す保育のことだ。足利市に江戸から明治期の建物で国登録有形文化財「大川家住宅」を園舎 とし、92歳の主任保育士が現役で子どもと触れ合うユニークな保育園がある。足利市の小俣幼児生活団だ。モンテッソーリ教育、アドラー心 理学の理論を基盤に「自由に生きる力と責任」を培う保育の現場を5年間記録した。ここでは大人が何かを強制することはない。子どもの生活 そのものが保育なのだと。
20045

古代ロマン宿る吉見百穴
10分20秒
住田 勝 76歳 埼玉県
吉見百穴は日本のカッパドキアと呼ばれ、山肌に蜂の巣のようにいくつも穴がある不思議な光景だ。坪井正五郎が発掘を行い、237基が 確認された。人骨、玉類、金属器、土器類などの多数の遺物が出土した。コロボックル人の住居と仮想されたが、1400年前の古墳時代の後 期に死者を埋葬する墓穴として作られたものと判明した。戦時中は地下軍需工場がつくられた。また天然記念物のヒカリゴケがあり、幻想的な 緑色を放っている。
20044


Robert
18 分38 秒
国本 隆史 38歳 東京都
ドイツ・ブラウンシュヴァイクに住む作者が、夏ごとに町にやってくるポーランド人ホームレス、ロベルトを3年越しで撮影したドキュメ ンタリー。耳栓代わりの折れたタバコ、スーパーのカート置き場で1ユーロを求めるロベルト、コブラに噛まれたという傷口にクリームを塗ら される作者。なぜ、ロベルトは作者の子供に小遣いをあげるのか?なぜ、ポーランドの自宅を広島と呼ぶのか?そこには小さな答えと、暗号化 されたより大きな答えが返ってきた。
20043


天空の浮島 忘れえぬ歌
7分57秒
蒲 宏樹 72歳 東京都
ペルーとボリビアにまたがる南米最大の湖・チチカカ湖。沖合の浮島で暮らしている先住民族を訪ねた。一行が小舟に乗り移ると、岸辺に 整列した民族衣装姿のお母さんたちが突然、日本の童謡を歌って見送ってくれた。予期せぬ出来事に驚いたが、「地球の真裏」で出合った歌声 を思い出すと、今も心が温かくなる。それにしても、なぜ日本の童謡を歌うのだろう、だれに教わったのだろう。ペルーの首都リマに住む友人 に尋ねてみた。
20042

夢は枯野をかけめぐる
8分59秒
河野 照夫 79歳 東京都
東京サイクリングクラブのメンバーたち熟年30名ほど集まり、新春初めてのサイクリングを行った。都内の松尾芭蕉ゆかりの地を訪ね て、思いを馳せる企画である。芭蕉は伊賀上野から江戸に住み、名句を生んだ。草庵の庭にバショウを一株植えたところ、見事な葉がつき評判 になったので、弟子達は「芭蕉庵」と呼び始め号を芭蕉としたという。関口芭蕉庵・日本橋・深川・浅草・千住のコースを走破する。
20041


Hello friends-schizophrenic view-
7分40秒
あいうちけいじ 70歳 東京都
アニメーションと合体したアート表現。親しかった映像作家相原信洋が亡くなったことから、哀悼を込めて企画された。相原の作風を取り 入れ、作画し、相原と仮想のコラボレーションを試みた。スタートは暗闇を走る電車の車窓シーン。次にドローイングによるアニメーション画 の描く世界に変わる。故相原信洋の描いた世界の記憶を回想しながら反復し、妄想を交え迷走的に今生と冥府の境界域を逡巡していく。
20040

夏休み
5分41秒
芳賀 暖子 20歳 
東京工芸大学 東京都
シュールなドラマ。リクが夏休みに公園で暇つぶしをしているとタイチがやってきた。公園にいると現れ、次第に二人は親しくなるが、タ イチは中学の時の同級生で高校1年のとき、交通事故で死んじゃったらしい。ところがタイチはお盆を過ぎてもあの世に帰らず、リクの前に現 れる。実はまだ死んではいなかったのだ。タイチと名のるこの男は何者なのだ。謎は続く。

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